はじめに
こんにちは、すみへです。
脳梗塞で片麻痺になってから、
「心が元気じゃないと体も動かないな」と痛感しています。
リハビリを頑張ろうと思っても、
うまく動かない自分にイライラしたり、
周りと比べて落ち込んだり。
今回は、私が後遺症とうまく付き合うために
**「心をリセットする習慣」**をまとめてみます
後遺症と一生付き合うかもしれないという現実
脳梗塞になる前、私はどこかで
「治療すればすぐ元通りになる」と思っていました。
でも現実は、
麻痺が残る人も多いし、感覚障害や疲れやすさも続きます。
私も左半身の感覚が鈍く、
「動いてるのに動いてる気がしない」という日が今もあります。
後遺症がつらいと感じる瞬間
私の場合、一番つらいのは
「前は普通にできていたことができない」ときです。
例えば、
- シャツのボタンが止められない
- 髪の毛を結べない
- 好きだった料理が片手ではやりにくい
できない自分を責めてしまい、
涙が出ることもあります。
落ち込んだ時に一番やってはいけないこと
私が経験してわかったのは、
落ち込んだ時に「無理に前向きになろうとする」のは逆効果だということです。
「頑張らなきゃ」「元気出さなきゃ」と思えば思うほど、
心が疲れてしまいます。
私が実践している心のリセット方法
ここからは、私が実際にやっている
「落ち込んだ日のリセット方法」を全部紹介します。
①泣いてOKにする
泣きたいときは我慢しません。
枕に顔を埋めて声を出して泣くと、
不思議とスッキリします。
②スマホを一度置く
落ち込んでいるときにSNSを見ると、
他の人と比べて余計に落ち込むことがあります。
なので、思い切ってスマホを別の部屋に置いて
目を閉じるだけでも気持ちが落ち着きます。
③コーヒーやお茶をゆっくり飲む
あえて「何もしない時間」を作るために、
お気に入りのカップでコーヒーやお茶を入れて
ゆっくり飲みます。
この時間だけは「何もしなくていい」と決めています。
④好きな音楽を流す
昔から好きな曲をイヤホンで聴くだけで、
心がふっと軽くなるときがあります。
落ち込みすぎて眠れない夜も、
音楽を聴きながら目を閉じていると気持ちが少しほぐれます。
⑤「今日は休む日」と決める
リハビリを頑張りすぎて心が限界になったときは、
「今日は休む日」と決めてしまいます。
1日くらい何もしなくても大丈夫。
「頑張らない日」も大事だと、
理学療法士さんに言われて救われました。
後遺症とうまく付き合うためにしていること
心のリセット以外にも、
私が続けている習慣を紹介します。
小さな「できた」をメモする
スマホのメモや小さいノートに、
その日に「できたこと」を一つだけ書いています。
- 左手でコップを触れた
- 杖なしでトイレに行けた
どんなに小さくても、積み重ねると自信になります。
人と比べない努力をする
リハビリ病棟では、同じ病気の人が何人もいました。
自分より早く歩けるようになった人を見ると
焦る気持ちがありました。
でも「私の体は私だけのもの」と思って
人と比べないようにしています。
どうしても心がしんどいときはプロに頼る
それでも心が重くてどうしようもないときは、
病院のカウンセリングを受けています。
話すだけでもスッとします。
自分で抱え込まないで、
「助けて」と言えるのは弱さじゃなくて強さだと知りました。
脳梗塞になった自分を責めないでほしい
私は何度も「どうしてもっと気をつけなかったんだろう」と
自分を責めました。
でも、過去は変えられません。
これからの自分を大事にするために、
できることを一歩ずつしていく。
それで十分だと思っています。
まとめ
梗塞の後遺症は、体だけでなく心にも影響します。
「落ち込んでもいい、泣いてもいい」
無理に元気になろうとしなくても、
少しずつで大丈夫です。
私も毎日リハビリを続けながら、
心を守ることも大切にしています。
ここまで読んでくれて、本当にありがとうございました。