読みもの

【退院後のリアル】脳梗塞後、家でのリハビリで私が大事にしている習慣

はじめに

こんにちは、すみへです。
この記事では、私が退院後に自宅で続けているリハビリ習慣について書きます。

病院でのリハビリは先生や理学療法士さんが助けてくれますが、
家に帰ると全部自分次第です。

「退院してからが本番」と言われる理由が
すぐにわかりました。

私が続けている小さな習慣が、
これから退院する人や、家でのリハビリに悩んでいる人の
参考になれば嬉しいです。

退院後の生活で一番つらかったこと

病院ではスタッフさんや周りの患者さんがいて、
いつも誰かと話していました。

でも、家に戻ると急に一人の時間が増えます。

「誰も見ていないから、サボってもバレない」
そんな誘惑が何度もありました。

リハビリをする気持ちを保つのが、
退院後はとにかく大変でした。

私が決めた「家リハビリのルール」

「何もしない日は作らない」と決めました。

でも、必ずしも「毎日1時間やる」と決めると
できなかった日が苦しくなるので、
私は小さく「1分でもやればOK」にしています。

例えば、

  • テレビを見ながら足をパタパタ動かす
  • お風呂で麻痺側の足をさする
  • 座っているときに背筋を伸ばす

これだけでも「今日はやった」と自分を褒めます。

家でやっている私の習慣

ここからは、私が毎日家でしていることを
リアルに紹介します。

①朝のルーティン「ベッドでストレッチ」

目が覚めたら、まずベッドの中で
麻痺側の足首を動かしたり、指を触ったりします。

すぐに動かない日もありますが、
「おはよう、今日も頑張ろう」と
自分の体に声をかけるイメージです。

②着替えをリハビリにする

着替えも私にとっては大事なリハビリです。

麻痺側の腕を使って袖を通す練習をします。

時間がかかっても、なるべく自分でやるようにしています。

③家の中の移動を「訓練」に変える

廊下を歩くときも、
「足の裏をしっかり床につける」
「膝を意識する」など、小さなことを意識しています。

何気ない動きをリハビリにすると、
わざわざ時間を取らなくても自然に続けられます。

④食器洗いも片手リハビリ

食器を洗うときに、
麻痺側の手でお皿を持つ練習をしています。

怖いので割れそうなものは使わず、
プラスチックの皿でやっています。

家族にお願いしていること

退院後の家リハビリは、家族の協力がとても大事でした。

私が家族にお願いしているのは、

  • 麻痺側の手を触ってマッサージしてもらう
  • できるだけ手伝わずに見守ってもらう

「助けてほしいときは声をかけるから、
できるところは見守っててね」と伝えています。

毎日続けるコツ

正直に言うと、毎日しんどいです。

「今日はもういいや」と思うことも山ほどあります。

でも、私が続けてこれたのは、

  • 無理に完璧を目指さない
  • できなかった日を責めない
  • SNSで仲間を見つけて励まし合う

この3つのおかげです。

家リハビリを続けてよかったこと

家でリハビリを続けていると、
小さな「できる」が増えていきます。

最初は麻痺側の手で物を触るのも怖かったのが、
少しずつコップを持てるようになりました。

買い物袋を短時間持てるようになったときは
本当に嬉しかったです。

心が折れそうなときの私の方法

退院後は孤独感が強くなりやすいです。

私も何度も「もう無理だ」と思いました。

そんなときは、

  • 好きな音楽を聴く
  • コーヒーをゆっくり飲む
  • SNSで同じ経験の人の投稿を見る

など、無理に前向きになろうとせず
「今日は休む日」と割り切ることも大事にしています。

これから退院する方へ伝えたいこと

退院すると、自由になるけど不安も増えます。

「サボったらどうしよう」と自分を責めるより、
「今日は1分でもできた自分えらい!」と褒めてください。

私も毎日そうして自分を励ましています。

まとめ

病院のリハビリは先生がついていて安心です。
でも家では自分しかいません。

だからこそ「毎日少しでも続ける」が本当に大事です。

私の小さな習慣が、
誰かのヒントになったら嬉しいです。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

  • おすすめの投稿がありません