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【脳梗塞の経験から学んだこと】私が見つけた本当に大切なことと、これからの生き方

はじめに

こんにちは、すみへです。
脳梗塞を経験してから、私はたくさんのことを失いました。
健康な体、当たり前の日常、仕事、自由に動ける喜び。

でも同時に、失ったからこそ気づけたことがあります。

今回は、脳梗塞を通して私が感じた
**「本当に大切なこと」**を正直に書きます。

病気になる前の私は何を大切にしていた?

脳梗塞になる前の私は、
毎日忙しく働いて、自分の時間は後回し。

「もっと稼がなきゃ」
「もっと家族に迷惑かけないようにしなきゃ」
と、いつも何かに追われていました。

疲れていても休むより、
「頑張ることが正しい」と思っていた気がします。

突然の脳梗塞で気づいた当たり前のありがたさ

脳梗塞で倒れた日、私は何もできなくなりました。

・ベッドから起き上がることもできない
・トイレに行くのも誰かの助けが必要
・食事も一口ずつ時間をかけて食べる

そんな状況の中で一番感じたのは、
「当たり前がどれだけ奇跡だったか」ということです。

歩けること、しゃべれること、
自分の手でご飯を食べられること。

失って初めて、それがどれだけ幸せだったのか
心の底からわかりました。

一番大切なのは「人とのつながり」だった

倒れてからは、家族や友人、病院の先生やスタッフさんなど
たくさんの人に支えてもらいました。

「一人では生きていけない」
当たり前のことだけど、身に染みてわかりました。

病気をきっかけに疎遠になっていた人と
連絡を取り直したり、
お世話になった人に「ありがとう」を
素直に言えるようになったのも、私の中で大きな変化です。

脳梗塞を経験して変わった私の価値観

以前の私は「結果」を重視していました。

「どれだけ稼いだか」
「どれだけ人に迷惑をかけなかったか」
「どれだけ役に立てたか」

でも今は違います。

「今日は笑えたか」
「家族とちゃんと話せたか」
「自分を大切にできたか」

毎日の「小さな幸せ」に気づけるようになりました。

今を大事にする」ってどういうこと?

リハビリをしていると、
「未来のために頑張る」のが当たり前です。

でも私は「未来のために頑張る」だけじゃ
しんどくなる日がありました。

だから最近は、

  • 今日1日を心地よく過ごす
  • 無理をしない
  • できないことより、できることに目を向ける

これを意識しています。

感謝を言葉にする

病気になって一番増えたのは「ありがとう」と言う回数です。

前は「言わなくても伝わるだろう」と思っていたけど、
言葉にしないと伝わらないことがたくさんありました。

「ありがとう」「ごめんね」「助かったよ」
これを素直に言えるようになった自分を、少し好きになれました。

これからの私の生き方

病気になる前の私には、
「こうしなきゃ」「こうでなきゃ」という
理想像がたくさんありました。

でも今は、完璧じゃなくていいと思っています。

できることを少しずつやって、
できない日は無理しない。

そして小さくても「誰かの役に立つこと」を
続けていきたいと思っています。

このブログを書いている理由

正直、このブログを書くのは
自分の弱さをさらけ出すことでもあります。

でも誰か一人でも、
「自分だけじゃないんだ」と思えたらいいなと思っています。

私が経験したことが、
これから誰かの希望につながれば嬉しいです。

最後に伝えたいこと

脳梗塞を経験して思うのは、
どんな状況でも「生きているだけで十分すごい」ということです。

私もまだまだリハビリ中で、
うまくいかない日もたくさんあります。

でも、今日を生きているだけで100点です。

同じように頑張っている誰かに、
この言葉を送りたいです。

「生きていてくれてありがとう。」

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。

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